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首相が所信表明演説 各党の反応

2014年9月29日 22:01
首相が所信表明演説 各党の反応

 29日に臨時国会が召集され、安倍首相は所信表明演説で、「地方創生」や「女性が輝く社会」の実現を訴えた。これに対する各党の反応は以下の通り。

 自民党・谷垣幹事長「地方創生という中で、それぞれの地域地域の個性と自発性というんでしょうかね、うまく引き出したいということも具体例を挙げてわかりやすい話だったと思います」

 公明党・山口代表「極めて前向きで、肯定的で、楽観的で、意欲的な所信表明演説だった。是非この勢いを政府・与党として国民に伝わるように取り組んでいきたいと思いました」

 民主党・海江田代表「はっきり言いまして非常にずさんな所信表明演説だった。全体を通して、今日本の国民が心配しています、経済の先行きですとか、雇用の安定ですとか、集団的自衛権の行使とか、国民の関心についての発言がほとんどなかった」

 維新の党・松野国会議員団会長「骨太の道州制を導入するとかですね、地方が財源と権限をきちんと得られるような、そういう国でしかできないような政策を出してもらいたかった」

 次世代の党・平沼党首「従軍慰安婦の問題もしかり、尖閣諸島の問題もしかりです。そういったところにもう少しき然とした姿勢を所信表明の中で示していくべきだと思いました」

 みんなの党・浅尾代表「現下の日本の現状についての問題点の指摘については、私どももその通りだと思っていますが、解決のための具体策があまりなかったのかなと思います」

 安倍首相の所信表明演説に対する各党の代表質問は30日から始まる。