御嶽山、地震減少も引き続き警戒を~気象庁
噴火が続く御嶽山では、観測された火山性地震の回数は27日に比べて減ってきてはいるものの、気象庁は引き続き警戒を呼びかけている。
気象庁の観測によると、28日午前8時45分には噴煙の高さは火口から500メートルほどまで上昇し、山の南東方面に流れている。また、観測された火山性地震は、噴火直前から一時は最大で1時間に159回を観測したが、28日になってからは多い時でも20回となっている。
しかし、火口からの4キロの範囲では突発的な噴火で大きな噴石が飛んでくる恐れがあるとして、気象庁は引き続き警戒を呼びかけている。また、御嶽山上空の風の向きによっては、長野県と岐阜県では火山灰にも注意が必要。