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気象庁「大規模な噴火にはならない」

2014年9月27日 17:30
気象庁「大規模な噴火にはならない」

 27日午前11時53分頃、岐阜県と長野県の県境にある御嶽山が噴火した。気象庁は今後について、住民の居住地域にまで影響を及ぼすような大規模な噴火にはならないとの見方を示した。

 気象庁の会見「大規模な噴火に至るとは考えていないが、今回と同規模程度の噴火の可能性はある」

 気象庁によると、27日は山頂付近の天気が悪く、正確な噴煙の高さは分かっていないが、民間の航空機からは、噴煙は約1万3000メートルまで達しているとの報告が寄せられたという。現在も噴火は続いているとみられるが、地殻変動を監視するデータに大きな変化がないことから居住地域にまで影響を及ぼすような大規模な噴火にはならないとしている。

 一方、岐阜県、長野県、山梨県では今後、居住地域でも火山灰が降る可能性が高いとして注意を呼びかけている。