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山小屋関係者が語る 御嶽山噴火時の状況

2014年9月27日 16:04
山小屋関係者が語る 御嶽山噴火時の状況

 27日午前11時53分ごろ、岐阜と長野県境にある活火山の御嶽山が7年ぶりに噴火した。気象庁は噴火警戒レベルを引き上げて火口周辺で警戒を呼びかけている。御嶽山の噴火した山頂の火口から約3キロほど離れた頂上付近の山小屋の関係者に話を聞くことができた。

 五の池小屋・清水久美子さん「(Q:今の状況は?)火山灰が小屋のまわりに1~3センチくらい降り積もっていまして、だいぶ肺が苦しくて、ちょっとせきこんで息苦しい感じです。(Q:今もせきこんでいらっしゃいますが?)ちょっと苦しいですね」

 「(Q:噴火の前ぶれなどは?)あまり聞いたことのないような雷の音とはまた違うゴロゴロとした音、温泉がわき上がるようなブクブクした音を聞いたんですが、『雷かな、もしかしたら噴火かもね』なんて(みんなで)笑って過ごしていたんですけど、本当に噴火してしまった」

 「(Q:何人くらいの方がいる?)今日、宿泊客の予約は100人を超えていたんですが、お客様下山していて、今5人弱くらい」
 「(Q:体調を崩された方などは?)肺が苦しくなったり声が出づらくてせきこむ方はいましたが、特にひどいケガ人などはいません」

 「(Q:皆さんも下山する?)お客様を全員をお見送りしたあと、今日中には下りるんじゃないかなと。まだわからない状態ですね。(Q:お気をつけて下山して下さい)ありがとうございます」