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首相、イラク難民へ新たに21億円支援

2014年9月26日 9:31

 アメリカ・ニューヨークを訪れている安倍首相は25日、イラク・マスーム大統領と会談し、イスラム過激派組織「イスラム国」に対抗するために日本が支援を続けていく考えを示した。

 マスーム大統領は会談で、イスラム国について「世界支配を目的としてテロ国家の樹立を目指している。イスラム国によって多くの人々が地域や家を追われている」とした上で、「日本から助けの手を差しのべてほしい」と述べた。

 これに対し、安倍首相は「日本は国際社会のイスラム国との戦いを支持しており、イスラム国が弱体化され壊滅されることを期待している」と述べた。さらに、イラク国内の難民への人道支援として新たに2000万ドル、約21億円の支援を行う方針を伝えた。