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NYダウ264ドル安 早期利上げへ懸念

2014年9月26日 8:15

 25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、早期の利上げへの懸念が高まったことや経済指標が低調だったことなどから、260ドル以上と大きく値を下げて取引を終えた。

 この日は、まずダラス連邦銀行の総裁が、利上げの時期について「早くなるかもしれない」などと発言したことが伝えられ、市場では早期利上げへの懸念から売りが広がった。また、先週1週間に新たに申請された失業保険の件数が発表されたが、前の週より1万2000件増加したことが分かった。

 さらに、アメリカ商務省が発表した先月の耐久財受注額が前月より18%以上減少したことも分かり、市場では景気の先行きへの不透明感から売りが進んだ。

 結局、ダウ平均株価は前日比264ドル26セント安の1万6945ドル80セントで取引を終えた。ナスダック総合指数は前日比88.47ポイント安の4466.75で取引を終えている。