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「AIR DO」整備記録“改ざん”か

2014年9月26日 18:45
「AIR DO」整備記録“改ざん”か

 北海道を拠点とする「AIR DO」の社員が旅客機の整備期限が過ぎたことを隠すためデータを書き換えたとして、国土交通省は26日会社を厳重注意とした。

 整備記録の改ざんを行っていたのは、「AIR DO」で整備計画を担当する28歳の男性社員。「AIR DO」などによると、主翼の部品の一部など今年1月から6月までの間に整備が必要だった4件について、整備期間が過ぎたことを隠すため管理システムのデータを改ざんし、期限内に整備を行ったように見せかけたという。4か月以上、整備期限を過ぎていた機体もあったが、機体に影響はなかったという。

 国土交通省は「AIR DO」を厳重注意とするとともに、再発防止策などを指示した。