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米軍 シリアのイスラム国、製油所を空爆

2014年9月25日 12:00

 アメリカ軍などは24日もシリアでの空爆を行い、イスラム過激派組織「イスラム国」の資金源とされる製油所を集中的に攻撃した。

 アメリカ国防総省の発表によると、24日の空爆は13回におよび、アメリカの他、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(=UAE)も参加したという。このうち12回はシリア東部のマヤディーン、ハサカ、アブカマル周辺にある、イスラム国が掌握している製油所を標的にしたもの。石油は「イスラム国」の重要な資金源の一つとされていて、アメリカ軍は「イスラム国」が1日で最高2億円余りの収入を上げていたとみている。

 アメリカ軍は、初期段階の分析では今回の攻撃は「成功した」として、「『イスラム国』の作戦実施能力をそぐもの」だと評価した。