アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価はここ数日、値下がり傾向にあったが、２４日は良好な住宅指標を受けて１５０ドル以上大きく値を上げた。

　２４日のダウ平均株価は、前日比１５４ドル１９セント高の１万７２１０ドル６セントだった。また、ハイテク株を中心としたナスダック総合指数は前日比４６．５３ポイント高の４５５５．２２だった。

　アメリカなどによるシリア空爆で、中東情勢を懸念した売り注文も続いているが、一方で前日までの下落により割安感がある銘柄を買い戻す動きがあった。

　またこの日は、発表された８月のアメリカの新築住宅販売件数が市場予想を大きく上回り、前月より１８％も増えた。このため景気の先行きにも期待感が広がり、株価を上げる要因となった。