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地下鉄名古屋駅で浸水被害 12万人に影響

2014年9月25日 12:45
地下鉄名古屋駅で浸水被害 12万人に影響

 愛知・名古屋駅で25日、雨水とみられる大量の水が地下鉄の線路に流れ混んだ被害で、水は、地下の機械室につながるダクトから流れ込んでいたことが分かった。

 名古屋駅に接続する市営地下鉄東山線で発生した浸水では、線路にも大量の水が流れ込み、始発から一部区間が運転見合わせとなっている。名古屋市交通局によると、25日正午現在、約12万人に影響が出ていて、復旧の見込みが立っていないことから、さらに影響は広がるとみられている。

 これまでの調査で、地下1階の駅長室を中心に水が広がっていて、交通局によると、駅長室隣の機械室につながる給気ダクトから大量の水が流れ込んだことが確認された。ダクトの先には高層ビルの建築現場があり、そこでの雨水の排水に不具合が生じた可能性もあるという。

 交通局は原因を調べるとともに、復旧を急いでいる。