450キロ超!ヘビー級“カボチャ”が優勝
巨大カボチャの重さを競う恒例の「日本一どでカボチャ大会」が香川県の小豆島で開かれ、全国から超ヘビー級がそろった。
どどーんと集まった巨大カボチャ。島おこしの一環として始まったこの大会は、優勝者が日本代表として世界大会への出場権を得る国内唯一の公認大会。28回目を数える今年も地元・香川を始め、北は山形から南は鹿児島まで33人の出場者が丹精込めて育てたカボチャを出品した。250キロを優に超えていく巨大なカボチャ。観客が固唾(かたず)をのんで見守る中、大人数人がかりでフォークリフトを使って慎重に重さを量っていった。
優勝は、千葉県で農業を営む宮本庸治さん(75)のカボチャで、重さは458.1キロ、胴回りは4メートル13センチだった。8年前からカボチャ作りを始めた宮本さんは、去年2連覇を果たした千葉県の上野貢司さんの弟子。その師匠は540キロあまりのカボチャで新記録での3連覇を目指したが、大会直前に542キロのカボチャが腐ってしまう事態に見舞われた。
師匠の思いも一緒に、宮本さんは来月、アメリカ西海岸で開かれる世界大会に日本代表として出場する。