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カタルーニャ州議会 独立投票法案を可決

2014年9月21日 14:12

 スペイン北東部・カタルーニャ州の議会は19日、スペインからの独立を問う住民投票の実施に関する法案を可決した。しかしラホイ首相は憲法違反だと主張しており、認めない姿勢。

 ロイター通信などによると、カタルーニャ州議会は、独立の是非を問う住民投票の実施に関する法案を圧倒的な賛成多数で可決した。実施は11月9日を目指しているという。しかしこの法案には法的拘束力はなく、ラホイ首相も憲法違反だと主張しており、住民投票が実施されるかどうかは不透明。

 カタルーニャ州はもともと独自の言語や文化などを持つため、以前から独立を望む声は強く、今月18日にイギリスのスコットランドで独立の是非を問う住民投票が行われたことを受け、住民投票の実施を求める声がさらに高まっている。