石破地方創生担当相は２１日、都内で行われた都会から地方への移住を後押しするＮＰＯ法人主催のイベント「ふるさと回帰フェア２０１４」を視察し、国としても支援する考えを示した。

　このイベントでは全国各地の自治体などが住環境や子育て支援といった情報を提供したり、地元の特産品を販売するブースを出したりしている。石破地方創生相は会場内をまわり、実際に移住した人の声を聞いた上で、都会から地方への移住を支援する考えを示した。

　石破地方創生相「（移住の）需要も供給も十分ある中で、この流れをどのように定着をさせ、実績を上げるか。この運動を国としてどうやって支援するんだ、それが大きな流れになっていくと思います」

　石破地方創生相はまた、これまでの政府の取り組みについて「各省がばらばらにいろんな事業をやって、検証されないまま、というものがある」と述べた。その上で、事業を検証し、その結果を新たな政策に反映する考えを示した。