×

来年調査捕鯨を行う方針 日本が改めて表明

2014年9月18日 21:36

 スロベニア・ポルトロージュで開かれているIWC(=国際捕鯨委員会)の総会で、日本の調査捕鯨を事実上、延期させる決議案が賛成多数で採択された。

 この決議案は反捕鯨国のニュージーランドが提案していたもの。日本はIWCの規範を超えているとして反対していたが、日本時間の18日夕方に行われた採決で賛成35票、反対20票で可決された。

 直後に、日本の代表は改めて来年、調査捕鯨を行う方針を表明した。

 森下丈二政府代表「南極海での新たな調査捕鯨を計画します。この調査捕鯨は2015年から開始する」

 決議に法的拘束力はないが、日本が決議採択にもかかわらず捕鯨を継続する姿勢を示したことで国際社会の批判は避けられず、より難しい立場に立たされることになる。