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菅長官が岩国訪問“給油機”受け入れに謝意

2014年9月18日 22:11
菅長官が岩国訪問“給油機”受け入れに謝意

 菅官房長官は18日、山口県岩国市を訪問し、沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備されていた、空中給油機を山口県が受け入れた事について地元自治体に感謝の意を伝えた。

 菅官房長官「(沖縄の)負担軽減は政府はなんとしてもやりたいと。そういうことの中で、みなさんはいち早くKC130を15機受け入れていただき、本当に市長、そして知事をはじめ、みなさんに感謝申し上げたいと」

 山口県の岩国基地へは沖縄県の基地負担軽減策の一環として、アメリカ軍の空中給油機KC130・15機が、8月までに移転された。菅官房長官は、山口県の村岡知事や岩国市の福田市長らに対し「沖縄の基地負担軽減は極めて重要だ」と強調するとともに、空中給油機を受け入れてくれた事に感謝の意を伝えた。

 また、アメリカ軍の施設を抱える市町村に給付されている「米軍再編交付金」について、来年度から新たに都道府県にも対象を広げる事を検討していると明らかにした。

 菅官房長官は17日、沖縄を訪問しているが、危機管理も担当する官房長官が2日間続けて東京を離れるのは異例の事で、沖縄の基地負担軽減に取り組む姿勢をアピールする狙いがあると見られる。