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エボラ熱未承認ワクチン 11月から使用も

2014年9月6日 8:25

 西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱についてWHO(=世界保健機関)は5日、現在、未承認のワクチンが11月から使用できる可能性があるとする見通しを発表した。

 WHOによると、エボラ出血熱による死者は5日までに2000人を超え2105人となった。感染が拡大し続けている状況を受けて、WHOは4日と5日の2日間、未承認の治療薬やワクチンの使用について専門家会議を開催した。この結果、最も開発が進んでいる2種類のワクチンについて、安全性が確認できれば11月から保健従事者に対して、優先的に投与できるとする見通しを明らかにした。

 エボラ出血熱については承認された薬やワクチンがなく、未承認薬の使用について注目が集まっていた。