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望月環境相、福島県知事と初会談

2014年9月5日 20:40
望月環境相、福島県知事と初会談

 望月環境相が5日、就任後初めて福島県を訪れた。佐藤知事らとの会談で、中間貯蔵施設の建設にともなう廃棄物の県外最終処分について、次の臨時国会で法制化に取り組む考えを示した。

 望月環境相は、まず県庁に佐藤知事を訪ね、今月、県などが建設を受け入れた中間貯蔵施設について、「苦渋の決断を重く受け止める」と述べた。この上で、県が求める廃棄物の県外での最終処分について、次の臨時国会で法制化に取り組む考えを示した。

 この後、望月環境相は、会津若松市で大熊町の渡辺町長と会談した。

 望月環境相「わが省の総力をあげ、政府の総力をあげ、皆さんとよく連絡をとりながら、しっかりと対処したい」

 これに対し、渡辺町長は中間貯蔵施設の建設には地権者の理解を得ることが最重要課題であり、丁寧に説明責任を果たすよう求めると、望月環境相は「しっかりとわかりやすく説明したい」と述べた。