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代々木公園内に蚊とりワナ設置 デング熱

2014年9月2日 12:51
代々木公園内に蚊とりワナ設置 デング熱

 国内でデング熱に感染した人が、1日に新たに19人確認されたことを受け、東京都は、感染源の蚊が生息しているとみられる代々木公園(東京・渋谷区)で蚊を調査するためのワナを設置するなど対策を強化している。

 厚生労働省などによると、これまでに国内でデング熱に感染した22人は代々木公園周辺で蚊に刺され、感染したとみられている。

 東京都は2日も蚊の発生を抑えるために排水溝の清掃を行っている他、デングウイルスを持った蚊がいないかどうか調べるため、蚊を採集するワナを公園内の10か所に設置した。

 先週の調査では35匹の蚊を調べたが、デングウイルスを持つ蚊は見つからなかった。東京都は、このワナを3日に回収して蚊を調べ、今週中には結果を出したいとしている。