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拉致可能性のある不明者、883人に増加

2014年9月2日 12:47
拉致可能性のある不明者、883人に増加

 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者について古屋拉致問題担当相は2日、新たに23人を加え、現在883人になったことを明らかにした。

 2日の閣議後の会見で、古屋拉致問題担当相は拉致の可能性を排除できない行方不明者について新たに23人を加え、2日時点で計883人になったことを明らかにした。日朝の交渉が始まり、拉致問題への関心が高まったことで行方不明者の家族から届け出や相談があり、失踪状況など調査の結果、対象に加えたという。

 また、全国の警察が本人確認をするために必要なDNA型鑑定試料の採取を進めているが、このうち643人のDNA型を採取できているという。