×

デング熱、新たに19人の感染確認~厚労省

2014年9月1日 15:10
デング熱、新たに19人の感染確認~厚労省

 厚労省は1日、デング熱に感染した人が新たに19人確認されたと発表した。国内で感染が確認されたのは22人となり、全員が先月、東京・代々木公園付近を訪れていたという。

 国立感染症研究所の検査によると、新たにデング熱への感染が確認されたのは東京や神奈川、千葉など6つの都県の計19人。いずれも海外渡航歴はなく、代々木公園やその周辺で蚊に刺されたとみられる。全員が、先週の東京都による蚊の駆除作業の前に蚊に刺されとみられる。1人を除き、先月16日から28日かけて症状が出ているという。

 デング熱は人から人には感染せず、蚊は約30日しか生きられないとして、厚労省は冷静な対応を呼びかけている。