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“本当は賞いらない…”でも光栄~宮崎監督

2014年8月29日 13:30

 アニメ映画監督の宮崎駿さんに、アカデミー名誉賞が贈られることになった。

 映画の祭典、アカデミー賞を主催するアメリカの映画芸術科学アカデミーは28日、宮崎駿監督ら3人に名誉賞を授与すると発表した。名誉賞は映画界への長年にわたる貢献をたたえるもので、日本人の受賞は、黒澤明監督に続き2人目。

 宮崎監督は2003年、「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞を受賞。また、別の2作品でもノミネートされた。受賞が決まったことを受けて、宮崎監督は「リタイアした人間に賞なんかいらないと本当は思っています」「でも光栄です。名誉なことだと思います」とコメントしている。

 授賞式は11月にハリウッドで開かれる。