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NY株、4日ぶり反落 ウクライナ緊迫化で

2014年8月29日 7:42

 28日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価はウクライナ情勢に対する警戒感が原因で前日比40ドル以上値を下げた。

 ダウ平均株価は、取引開始直後から値を下げる展開となった。原因はウクライナ情勢の緊迫化。最近、高値圏にあったこともあり、利益を確定させようと売りが先行する形になった。この流れに歯止めをかけたのが28日に発表された好調な経済指標で、アメリカの景気回復が力強さを増すとの期待感が高まった。結局、優良株で構成するダウ平均株価は前日比42ドル44セント安の1万7079ドル57セントで取引を終えた。4営業日ぶりの値下がりとなる。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比11.92ポイント安の4557.70となっている。