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560世帯1227人が避難 広島土砂災害

2014年8月28日 19:27
560世帯1227人が避難 広島土砂災害

 広島市の土砂災害は、死者が72人となった。残る行方不明者の捜索が続く一方、被災者の生活再建支援も本格化してきた。

 捜索は28日も3300人態勢で行われた。これまでに亡くなった人は72人で、64人の身元が判明した。また10人が行方不明の恐れ。一方、家を失った人などに半年間、無償で貸し出される公営住宅の入居が始まった。広島県や広島市が提供する住宅は157戸で、抽選で当たった人は新しい住まいの下見をした。28日午後5時現在、560世帯、1227人が避難生活を送っている。抽選に漏れた被災者には、国も住宅支援を表明している。