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米ダウ続伸 S&P500は初の2000台

2014年8月27日 7:16

 アメリカ・ニューヨーク株式市場はアメリカ経済の勢いに期待する見方が広がり、ダウ平均株価は高値を維持している。

 26日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は前日比29ドル83セント高の1万7106ドル70セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は14年ぶりの高値となる4570.64(前日比13.29ポイント高)で取引を終え、投資家らが運用の目安とするS&P500株価指数も初めて2000の大台にのった。

 高値の要因はこの日の経済指標。7月のアメリカの耐久財受注や8月の消費者信頼感指数が高い水準となり、アメリカ経済の勢いが増していると市場では受け止められた。また、市場では早期利上げへの警戒感が弱まっていることもあって、買い注文が入りやすい状況。

 一方で市場関係者は、「取引がより活発になるのは市場への参加者が休暇から戻る来週以降だろう」と話している。