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厚労省ら“危険ドラッグ店”に一斉立ち入り

2014年8月27日 17:54
厚労省ら“危険ドラッグ店”に一斉立ち入り

 危険ドラッグが絡む事件や事故が相次ぐなか、厚生労働省などは27日、東京や大阪などの全国の販売店に一斉に立ち入り検査を行い、初めての販売停止命令を出した。

 都内で行われた立ち入り検査は、厚生労働省の麻薬取締官や都の職員など約80人態勢で行われ、歌舞伎町や池袋などの34か所の販売店に検査に入った。それぞれの店では薬事法に基づき、商品に指定薬物の成分が含まれていないかどうかを検査するよう命じた上、検査結果が出るまでは、店内にある商品の販売を禁じる販売停止命令を出した。検査や販売停止を命じるのは今回が初めてのケース。

 厚生労働省は、店から提出を受けた商品の鑑定を進めるとともに、今後、こうした立ち入り検査を全国で行う方針。