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NY株1万7076ドル 1か月ぶりの高値

2014年8月26日 7:37

 25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は75ドル余り値を上げて取引を終え、約1か月ぶりの高値となっている。

 25日は、アメリカの7月の新築一戸建て住宅販売件数が市場予想を下回ったことが「早期利上げはないだろう」との期待感に結びついた。さらには、ヨーロッパでも追加の金融緩和への期待感が高まり、買いの材料になった。この結果、優良株で構成するダウ平均株価は前週末比75ドル65セント高の1万7076ドル87セントで取引を終えた。これは、約1か月ぶりの高値となる。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前週末比18.80ポイント高の4557.35で取引を終えている。

 今週は目立った経済指標の発表が少ない中、4月から6月期のGDP(=国内総生産)改定値の発表が注目される。