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安倍首相と石破幹事長 3週間ぶり顔合わせ

2014年8月26日 17:08
安倍首相と石破幹事長 3週間ぶり顔合わせ

 9月の内閣改造・自民党役員人事で処遇が焦点となっている石破幹事長と安倍首相が26日、党の役員会で3週間ぶりに顔を合わせた。

 安倍首相と石破幹事長の間では、石破氏の処遇をめぐり神経戦が続いているが、26日朝の自民党役員会では2人が笑顔で言葉を交わす場面も見られた。

 また、安倍首相は「安全保障、地域創生、日本を取り戻す戦いの第二章が始まるので、人心を一新して臨みたい」と述べ、9月3日に内閣改造を行う考えを伝えた。

 石破幹事長「(Q幹事長の続投は?)それは人事権者たる総裁がお決めになること。(Q具体的に安倍首相と話していない?)さようでございます」

 安倍首相は安保法制担当相への就任を正式に要請する前に、石破氏がこれを辞退する考えを示したことについて、周辺に不快感を伝えており、石破氏は「無役」となる可能性が高まっている。

 こうした中、石破氏は26日午後、菅官房長官と国会内で会談した。今後の知事選挙のほか、人事の日程などについても協議したものとみられる。安倍首相は近く、石破氏と会談し、処遇について最終判断する見通しだが、党内に亀裂を生む可能性もあり、難しい判断を迫られることになる。