地方の人口減少や高齢化などに対応するための「まち・ひと・しごと創生本部」の発足に向け、有識者から意見を聞く会合が２６日、安倍首相も出席して開かれた。

　「将来に夢や希望が持てる、誰もが安心して暮らすことができる地域作りに本腰を入れて取り組んでいきたい」－安倍首相はこのように述べた上で、「個性と魅力あるふるさとを作っていかなければならない」と強調した。

　一方、有識者からは「地方の大学が魅力を増すことが大事だ」「空き家をリフォームして人を呼び込もう」などの意見が出されたという。

　安倍首相は、来月３日に行う内閣改造で地方創生担当相を任命した上で「まち・ひと・しごと創生本部」を設置し、地方活性化の取り組みを本格化させる方針。