先月３０日以降の台風や前線の影響で起きた大雨被害などを受け、衆議院の災害対策特別委員会の閉会中審査が２８日に開かれることが決まった。

　衆議院の災害対策特別委員会は２５日午後、理事懇談会を開き、２８日に閉会中審査を行うことを決めた。委員会には古屋防災担当相も出席し、「平成２６年８月豪雨」に伴う記録的な大雨で広島市など各地で起きた被害に関して、避難勧告の出し方や今後の対応策について議論する予定。また、参議院の災害対策特別委員会でも同日に委員会が開かれる予定。

　また、２５日、自民党が広島市の土砂災害の現地視察を自粛するよう、党の所属議員に通達したことなどを受けて、委員会開催前の現地視察は行わないことを決めた。今後、現場の受け入れ態勢が整い次第、衆・参両院の委員会が合同で調査を行う方針。