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救出活動に全力…現地中継 広島土砂災害

2014年8月23日 11:50
救出活動に全力…現地中継 広島土砂災害

 広島市の土砂災害は、23日で発生から3日がたった。23日午前9時現在、42人の死亡が確認されている。広島市安佐南区の捜索現場から、広島テレビ・小野宏樹アナウンサーが中継。

 警察は23日午前9時の時点で、新たに2人の死亡確認を発表した。これまでの死者は42人、行方不明は43人のおそれがあるという。

 捜索は22日も夜を徹して行われたが、断続的な雨で再三、妨げられた。天候が持ち直した23日午前7時からは、再び本格的な捜索が始まり、救助隊が続々と被災地へと向かった。大量の土砂やがれきと闘いながら、今も43人のおそれがある行方不明者の救出に全力をあげている。

 一方、土砂にのみ込まれた現場には、避難住民が一時的に帰宅している。その中には、家族3人の行方が今もわかっていないという人たちもいた。

 また、被災地に設けられているボランティアセンターには、週末ということもあり、多くの人が手続きに訪れている。災害現場には立ち入り制限地域もあるため、当面、受付は県内に限っているが、支援の手は続々と差し伸べられている。