シリアで日本人男性がイスラム過激派組織に拘束されたという情報に関連して、シリアの反体制派組織は１８日、ＮＮＮの取材に対し、「ユカワ」と名乗る日本人男性がこの組織に同行し、シリアに入っていたことを明らかにした。

　反体制派組織「イスラム戦線」の報道官は１８日、ＮＮＮの取材に対し、「ユカワ」と名乗る日本人男性が、「イスラム戦線」に同行する形で数日前にトルコからシリア側に入ったと述べた。

　男性は自らをジャーナリストと名乗っていて、シリアの２つの町を移動した後、１６日、アレッポ近郊でイスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されたという。この男性の安否に関する情報は今のところないとしている。

　また、日本人男性と共に行動していた「イスラム戦線」のメンバーは、数人が殺害され、数人が拘束されたという。