×

岐阜県内で記録的豪雨 2か所で橋流される

2014年8月17日 18:16
岐阜県内で記録的豪雨 2か所で橋流される

 17日、岐阜県では飛騨地方を中心に記録的な豪雨となっていて、各地で被害が出ている。お盆休みで多くの人が訪れていた高山市では、川岸が大きく崩落した。現場近くから中京テレビの高木一郎記者が中継。

 周囲を山で囲まれた高山市では湿った空気が流れ込み、雨雲が発達。2日間で降った雨の量が午後4時までに観測史上最も多い311ミリに達し、市内各地で冠水や斜面の崩落が発生した。岐阜県によると、高山市清見町では、川の増水によって2か所で橋が流された。災害対策本部には、これまでケガ人の情報は入っていないという。

 高山市では17日午後5時現在、人口の4分の1にあたる9243世帯2万3930人の住民に避難勧告が出されている。

 岐阜県内では、この後も、場所によっては、1時間に70ミリの非常に激しい雨が予想されていて、気象台は、引き続き土砂災害や浸水に警戒するよう呼びかけている。