秋田県横手市増田町の真人公園で１６日、お盆恒例の「全日本たらいこぎ選手権大会」が開かれ、１００人以上の選手たちが熱戦を繰り広げた。

　今年で２８回目となる全日本たらいこぎ選手権大会。酒屋の若い衆が沼に浮かべてあった酒造り用のたらいに乗って遊んだのが始まりとされていて、毎年８月１６日に開かれている。今年は土曜日の開催にあたり、参加申し込みの開始から１か月足らずで定員に達し、のべ１５５人がエントリーした。

　団体・個人・子どもと３つの部門で行われる競技。今年は沼の水温も例年より冷たいということで、実行委員会では「ケガのないように楽しんでほしい」と話していた。