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北海道 局地的な激しい雨に警戒を

2014年8月11日 18:28
北海道 局地的な激しい雨に警戒を

 台風11号は11日午前に温帯低気圧に変わったが、北海道では今後も局地的に激しい雨が降る恐れがあり警戒が必要となっている。

 台風11号は午前9時に北海道の奥尻島の西北西で温帯低気圧に変わったが、北海道では11日朝にかけて断続的に激しい雨が降り、各地で被害が出ている。

 羅臼町では土砂崩れのために道道が通行止めとなり、76世帯が孤立状態となっているほか、一時、旅行客ら5人が避難した。このほか土砂災害の恐れがあることなどから森町では35人が、神恵内村でも13人が一時、避難した。

 豊平川の水位は、過去5年の平均水位よりも1.5メートル以上高くなった。北見市の中ノ島公園では園内を流れる川の橋が一部落下した。

 北海道では引き続き、河川の増水や土砂災害などに警戒が必要。