×

環境省 2020年東京五輪で暑さ対策へ

2014年8月5日 12:04
環境省 2020年東京五輪で暑さ対策へ

 2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックで、環境省は、ミスト噴霧器を会場に設置するなど選手や観客を日本の厳しい暑さから守るための対策に乗り出す考えを明らかにした。

 これは、石原環境相が5日朝に行われた会見で明らかにしたもの。東京オリンピックは2020年の7月24日に開会式が予定されているが、一年で最も暑い時期にあたることから、選手や観客を猛暑から守る対策が求められている。このため、環境省はマラソンコースを保水性の高い舗装にして温度を下げたり、水を霧状にして噴霧するミスト噴霧器を沿道や会場に設置したりしたいとしている。

 環境省は今後、東京都や関係する省庁などと本格的な協議を進めることにしている。