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歯を食いしばって再生の先頭に~海江田代表

2014年7月31日 21:35
歯を食いしばって再生の先頭に~海江田代表

 民主党は31日、両院議員懇談会を開いた。出席議員からは代表選挙の前倒しを求める声も上がったが、最終的には海江田代表の続投が確認された。

 海江田代表「国民の安倍政権に対する不安や不信不満、そうした声の受け皿にならないといけない。それが野党第一党の使命である」「歯を食いしばって民主党の再生の先頭にたちたい」

 3時間余りにわたって行われた懇談会で、一部の議員からは「海江田代表の成果があまり感じられない」などとして、代表選挙の前倒しを求める意見が出た。しかし海江田代表は、前倒しをすれば党内がバラバラになるとしてこれに応じず、最終的に続投することが確認された。

 岡田前副総理「(代表選)前倒し論はここで終わり。(Q:なぜ?)代表がやるっておっしゃったわけだから」

 大串議員「代表は続投するということですね。最終的な結論はそういうことでしたが、釈然としない感も残った」

 懇談会終了後、海江田代表は「今後も、今の体制で進めていきたい」として当面、役員人事は行わないとの考えを示した。しかし執行部の中からは、「秋の臨時国会の前には新しい体制をつくることが必要だ」との声も出ており、秋までに党の役員人事が行われるとの見方もある。