民主党は３１日午後、両院議員懇談会を開く。党内から「代表選挙を前倒しすべき」との声もある中、海江田代表は続投する意向を示し、理解を得たい考え。

　海江田代表は去年７月の参議院選挙の後、１年で目に見える成果が出なければ辞任する意向を示していた。党内からは来年春の統一地方選挙に向け「海江田代表では戦えない」との声もあり、午後の懇談会でこうした声が出る事も予想される。しかし、海江田代表は、党改革などこの１年間の成果を報告し、代表を続投する事に理解を求める考え。

　一方で、大畠幹事長が周辺に対し「臨時国会の前には海江田代表の下で新しい体制をつくることが必要だ」と述べるなど、秋までに党の役員人事が行われるとの見方も出ている。