日・メキシコ首脳会談 経済などで関係強化
メキシコを訪問中の安倍首相は日本時間26日、ペニャ・ニエト大統領と会談し、経済や科学技術分野での関係強化などを確認した。また、メキシコ出身でサッカー日本代表の新監督に決まったアギーレ氏についても話題に上った。
首脳会談では、「経済関係を新たな次元に格上げする」として、世界でも有数の埋蔵量を誇るメキシコの石油や天然ガスなどの開発に向けて協力を強化していくことを確認した。また、宇宙開発などの科学技術や文化面での協力も確認した他、TPP(=環太平洋経済連携協定)の早期締結に向けて関係各国に働きかけていくことも確認した。
安倍首相「戦略的グローバルパートナーシップの強化について議論ができました」「(経済面で)フロンティアが拡大していることを歓迎します」
会談ではまた、安倍首相がメキシコ出身でサッカー日本代表の新監督に決まったばかりのハビエル・アギーレ氏について「(W杯で)ベスト16に入れるようにリーダーシップを発揮してもらいたい」と期待を寄せる場面もあったという。