気象庁は、来月から１０月までの３か月予報を発表した。太平洋やインド洋の海水温が高い影響で、地球の大気全体の温度も上がっているため、日本列島も全国的に厳しい暑さになる見込み。

　気象庁によると、日本列島の夏の暑さに影響を与える太平洋高気圧の強さは例年と同じくらいだという。しかし、今年の春以降、太平洋やインド洋の海水温が平年よりも高くなっている影響で、地球の大気全体の温度が上がっているという。このため、来月の日本列島は北日本と東日本で気温が高くなり、これまでも気温が高くなると予想されていた西日本と沖縄・奄美地方も含め、全国的に厳しい暑さとなりそうだ。

　また、９月も北日本と東日本では気温は高めになる予想で、厳しい残暑となる見込み。