×

台湾で航空機墜落 48人死亡か

2014年7月24日 6:53

 台湾の離島で23日夜、航空機が空港近くの村に墜落し、48人が死亡したとみられている。これまでに日本人が搭乗していたとの情報はないという。

 台湾・澎湖県の消防当局によると、日本時間の23日午後8時過ぎ、台湾南部・高雄を出発し澎湖島の馬公に向かっていた復興航空機が馬公空港の近くの村に墜落した。航空機には乗客・乗員計58人が乗っていたが、36人が遺体で確認されていて、10人がケガ、残りの12人も死亡したとみられている。

 墜落の詳しい原因は調査中だが、事故当時、現場付近は悪天候で航空機は着陸に失敗したとみられている。墜落時、民家2件が巻き込まれ、5人が病院に搬送されたが命に別条はないという。

 日本の窓口機関、交流協会の高雄事務所によると、これまでに日本人が搭乗していたとの情報はないという。