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航空機墜落の犠牲者の遺体、ハリコフに到着

2014年7月23日 8:19

 マレーシア航空機の墜落による犠牲者の遺体を乗せた列車が、22日、ウクライナからオランダへの移送拠点となる東部の町ハリコフに到着した。

 ハリコフに運ばれた遺体は、オランダなどから来た120人の専門家チームにより遺体の状態を確認する作業などが行われている。この後、オランダ空軍の輸送機でオランダ国内の軍施設に移送され、身元の確定作業や遺族との対面が行われる予定。

 オランダの専門家チーム代表「亡くなった方々への敬意を持って輸送の準備をしたい」

 ただ、ハリコフに運ばれた遺体の数についてウクライナ政府は282体と発表していたが、専門家チームの代表は、200体にとどまると食い違いが出ている。

 一方、墜落の原因究明のカギを握るブラックボックスだが、イギリス政府は、オランダからの要請によりロンドン近郊の専門機関で解析をすると発表した。

 墜落から6日、真相解明にむけた動きがようやく本格化することになる。