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NYダウ61ドル高 終値1万7113ドル

2014年7月23日 7:54

 22日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、住宅関連の経済指標が好調だったことなどから、60ドル以上値を上げて取引を終えた。

 中東パレスチナでの戦闘拡大やウクライナでのマレーシア航空機墜落事件の影響で、前日は売りが優勢となったニューヨーク株式市場だが、この日は、こうした事態が景気に与える影響は限定的ではとの見方が広がり、買い戻しの動きが進んだ。また、この日発表された先月の中古住宅販売件数が前月比2.6%増加し、市場の予想を上回ったことがわかった。

 景気回復への期待感が強まったことに加え、一部の大手企業の好調な決算発表もあり、市場では買いが優勢となり、ダウ平均株価は前日比61ドル81セント高の1万7113ドル54セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同31.32ポイント高の4456.02で取引を終えている。