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住宅浸水被害1200戸超に拡大へ 南陽市

2014年7月11日 12:31
住宅浸水被害1200戸超に拡大へ 南陽市

 梅雨前線の活発化に伴って降り続いた豪雨の影響で、山形・南陽市では住宅などの建物への浸水被害が1200戸以上に拡大する見通しであることがわかった。

 市の調べによると、10日までに降り続いた豪雨によって市内では川の氾濫が相次ぎ、住宅などへの浸水被害が拡大した。これまでの調査では、市内中心部の赤湯地区の約3700戸のうち1200戸で被害が見込まれている。赤湯以外の地区でも、合計約60棟の建物で床上や床下浸水の被害が出ており、被害規模は今後、さらに増える見通し。

 この他、南陽市ではブドウ畑が30アールにわたって崩落しているのが発見され、農業被害も拡大する見込み。