天皇・皇后両陛下は７日、優れた業績をおさめた研究者に贈られる日本学士院賞の授賞式に出席された。

　天皇・皇后両陛下は７日午前、東京・上野で行われた日本学士院賞の授賞式に出席された。日本学士院賞は、学術上とくに優れた業績をおさめた研究者に贈られるもので、１０４回目を迎えた今年は９件、１０名の研究者が受賞した。両陛下は、授賞式に先立って受賞者たちから説明を受け、青色発光ダイオード開発の原点となる研究を行った名城大学の赤崎勇終身教授に対し、陛下は、「様々な分野で役に立つ重要なものですね」などと声を掛けられた。

　その後、両陛下主催の茶会が皇居・宮殿で行われ、学士院の新会員であるノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授も招かれた。