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NYダウ平均、史上初めて1万7千ドル突破

2014年7月4日 7:41

 3日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は史上初めて1万7000ドルを突破して取引を終えた。

 取引開始直後から値を上げて始まった3日のニューヨーク株式市場で、積極的な買いの材料になったのは、6月の雇用統計だった。市場関係者は「アメリカの景気回復の足取りがしっかりしたものであると確認されたことが、買いの材料になっている」と話していた。統計では、働く人の賃金の伸びが小さいことも明らかになったが、これが金融緩和を継続させるいい材料になるとの思惑から、プラス材料になった。

 結局、ダウ平均株価は前日比92ドル02セント高の1万7068ドル26セントで取引を終えた。初めて1万7000ドルを突破して過去最高値を更新。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比28.19ポイント高の4485.93となっている。

 4日は独立記念日のため、株式市場は休場となる。