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原子力規制庁を訪問、福島県産農作物をPR

2014年7月2日 21:11
原子力規制庁を訪問、福島県産農作物をPR

 福島県の農産物の生産者らが原発事故による風評被害を払拭(ふっしょく)しようと2日、原子力規制庁を訪れ、田中俊一委員長らに福島県産の農産物の安全性をアピールした。

 2日、原子力規制庁を訪れた福島県のJAや生協で作る「福島応援隊」は、今年初物の桃や、福島県伊達市の中学生が中心になって作った地元産の果物を使ったゼリーを田中委員長に手渡した。

 田中委員長「風評被害というのが本当ひどくて一朝一夕にはなくならないけれども、努力して克服していかないといけない」

 福島県のJAによると県内産の農作物は、県による放射性物質のモニタリング検査のほか、桃農家では自主検査も行い、安全を確認した上で出荷しているという。「福島応援隊」のメンバーは、今後もさまざまな機会を通して全国に福島県の農産物をアピールしたいと話している。