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関東南部で局地的に激しい雷雨 床上浸水も

2014年6月30日 1:17
関東南部で局地的に激しい雷雨 床上浸水も

 関東地方南部で29日昼過ぎから局地的に雷を伴った激しい雨が降り、冠水や停電が相次いだ。床上浸水の被害もあったという。

 上空の寒気の影響で、東京都心では29日昼過ぎから激しい雷雨となり、東京・練馬区では1時間に45ミリを観測した。

 京王井の頭線では線路が冠水し、一時、一部区間で運転を見合わせた。都営三田線では、落雷の影響で信号保安装置が故障、午後8時過ぎまで折り返し運転などが続き、バスへの振り替えに行列ができていた。

 また、落雷などの影響で一時、東京と埼玉で計1万軒以上が停電となり、埼玉・戸田市のショッピングモールでも店内の明かりが消えた。東京・目黒区の一部で起きた停電では、信号の明かりが消えた交差点で車を誘導する警察官の姿も見られた。

 東京・三鷹市や東京・板橋区では床上浸水の被害もあったということで、気象庁は引き続き、低地の浸水などに警戒を呼びかけている。