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「がんばれよ」は民主・山下議員 やじ問題

2014年6月29日 17:43

 東京都議会で女性議員に対し、セクハラとも取れる内容を含めた複数のやじが飛ばされた問題で、「がんばれよ」と発言したのは都議会民主党の山下太郎議員であることが分かった。

 この問題は今月18日の都議会本会議で、都の妊娠・出産対策などを質問していたみんなの党Tokyoの塩村文夏議員に対し、セクハラとも取れる内容を含め、複数のやじが飛ばされたもの。「早く結婚したほうがいい」というやじについてはすでに、自民党の鈴木章浩議員が名乗り出て、塩村議員に謝罪するなどしていた。「自分が産んでから」など他の複数のやじについては、発言者が特定できていなかったが、このうち「がんばれよ」「動揺しちゃったじゃないか」と発言したのは、都議会民主党の山下太郎議員であることが分かった。

 日本テレビの取材に対し、山下議員は「他の人のやじの内容は聞こえなかったが、塩村議員が動揺していたので、応援する意味で『がんばれ』と言った」と、発言の理由を説明した。また、今まで名乗り出なかったことについては、「塩村議員を応援するためのやじだったので、名乗り出るつもりはなかった」と話している。