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JAXA「だいち2号」の画像を初公開

2014年6月28日 1:14
JAXA「だいち2号」の画像を初公開

 JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は、先月、H2Aロケットで打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち2号」が撮影した画像を初めて公開した。

 これは「だいち2号」の観測データと、国土地理院のデータを合わせて作った富士山の画像で、細かな地形まではっきり見ることが出来る。「だいち2号」は、東日本大震災の被害状況の把握などに貢献した衛星「だいち」の後継機で、観測範囲が広がるなど性能が大幅に向上した。東京・伊豆大島を撮影した画像では、去年10月、台風の影響で起きた大規模な土砂崩れの跡が確認できる。

 「だいち2号」は、今後の災害対策への活用も期待されていて、11月下旬頃から一般へのデータの提供を予定している。