２５日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は前日比４９ドル３８セント値を上げて１万６８６７ドル５１セントで取引を終えた。

　ダウ平均株価は、２４日まで２営業日連続で値を下げていた。２５日は、１月から３月期の実質ＧＤＰ（＝国内総生産）の確定値が予想より大きく下方修正されたことで、市場関係者に驚きを持って受け止められた。さらに、イラク情勢による原油価格の値上がりなど不安要素はあるものの、基本的にアメリカの景気回復基調はしっかりしているとの見方が強く、その期待感から買われた。

　この結果、優良株で構成するダウ平均株価は前日比４９ドル３８セント値を上げて、１万６８６７ドル５１セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比２９．４０ポイント高の４３７９．７６となっている。